2009 年 7 月の投稿一覧


竹を活かす

2009 年 7 月 31 日 | トピックス

白クラブでは、「新しい高浜名物」をつくるための試みを幾つか進めています。その一つが町内に点在する竹林の活用と再生です。整備された竹林は例えようも無く美しく、活用方法も次々と広がりますが、竹は成長が早いだけに少しでも放っておくと、すぐに荒れ果ててしまいます。日本全国多くの竹林で、人手不足に悩み、活用方法を模索しています。もちろん高浜も例外ではありません。そのような中、夏の暑さも本番になる前に、内浦地区の竹林を竹竹クラブさんの案内で見て回りました。

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今回、町外から呼んだゲストは、京都にある三木竹材店(http://www.kyoto-miki.com/)さんです。三木さんは、竹林の整備から様々な加工や施工にいたるまで一貫した体制をもち、子ども向けのイベントや流しそうめんの準備から、桂離宮、京都迎賓館での工事まで豊富な経験を積んでおられる、まさしく竹のスペシャリストです。私自身も仕事を一緒にしたことがありますが、その人となりも魅力的なので、満を持しての登場です。

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普段、竹林をまともに見よう、考えようなどとは思いもしませんでしたが、地元を知る人と竹を知る人と共に行動すると、様々なことがよくわかり、考えさせられます。竹林を経済的に活用するは思いのほか大変であることを知った一行からは、少し重い雰囲気が漂い始めますが、地域で奮闘されている竹竹クラブさんの熱意と想いも伝わり、なんとか活用方法を探りましょう!という前向きな姿勢でその場を解散しました。三木竹材店さん、これからよろしくお願いします!

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その竹の活用方法第一弾が、海辺で竹製品を使うことです。できるだけ竹を大きく使える様、あまり細かい加工などをせずとも済むように、色々と考え、7/5白宣言の日に演台とベンチをデザインし、製作して頂きました。

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白葉山の前にある竹製の演台は、和田浜から眺めると青葉山と城山との関係に似ていると思いませんか?白い砂浜に青竹がコントラストよく映えています。

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竹ベンチは、しっかりと腰を落ち着ける椅子ではなく、もたれかかる壁でもない、腰掛け易く立ち易い、微妙な高さに設定しています。孟宗竹ならではの太さがしっかりと体重を支えます。

灰皿やペットボトルホルダーもついています。

京都では年末になると新年を初々しい気持ちで迎えるために、庭や玄関廻りの真竹の製品が新しく作くり直されます。孟宗竹の多い高浜では、伐採に適した初夏からイベントが増えることを考えればぴったりの活用方法です。これから改良を重ね、バリエーションを増やし、まずは地産地消で竹が使え、竹林が整備できることを目指します。山の材料を海辺で使う、山と海をもつ高浜ならではの取組みです。竹竹クラブさん、政策推進室の馬場さん、以下皆様、お疲れさまでした!

高浜町の竹林についての現況などは、全てをお伝えするのは不可能なので、今後も継続して取組み、報告していきます。いっしょに取り組んで下さる方々、大歓迎です!お待ちしています。

道田 淳



7/4、5、6、白葉山の3日間

2009 年 7 月 31 日 | トピックス

7/5白宣言の日に大活躍した白葉山が生まれてから浜に消えるまでの3日間です。

白葉山誕生の切っ掛けは、昨年、秋晴れの空の下で和田浜にいるときに、遠くに見える青葉山をみて、この広い砂浜に青葉山を模した小さな砂山をつくりたい!と思ったのが最初でした。

もちろん白宣言になぞらえてもいるのですが、当初はあのようなキックオフイベントで使うことになるとは考えておらず、ただ海開きと共に生まれ、人に愛されて(登られて)、もとの砂浜にかえっていく、、、新しい季節の名物となることを目指してました。

7/4 土曜

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白葉山の位置は、田中さんと一緒に、和田浜ライブカメラのど真ん中に写り、かつ、青葉山、城山と一直線上にならぶ地点にしました。できたての白葉山は、まちづくり課・仲野さんの熱意と土木屋さんのこだわりもあって、そっくりの出来映えです。

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©MICHIHARU  BABA

馬場さんが安土山から撮影された横アングルの白葉山もご覧下さい。これもそっくりじゃないですか。でも、まるで怪獣モスラがなんかが、海から出て来て、町に向かっている様です。

7/5 日曜

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白宣言終了後の白葉山です。すでに前日、多くの人に愛されていたので、形が崩れてしまい、急遽、朝にお色直しをしましたが、若干整形した感じは否めません。。。それでもまだ左肩に見える青葉山と同じく、とても誇らしげです。

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ただの砂山ですが、このくらいの大きさ(6m?)になると、頂上からの風景はホントに自然と背筋が伸びていく、気持ちよさがあり、何かを始めるには、まさにふさわしい場所だったと思っています。

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午後の白葉山を見て下さい。ずーっと、かけ登られ、飛び降りられ、はいずり上がられ、滑られて、白葉山はどんどん丸くなっていましたが、多くの人に愛されている景色は、浜茶屋でカツカレーを食べながら見ている私には、ジ〜ンとこみ上げてくるものがありました。

7/6 月曜

昼前には、ブルドーザーでまっさらにされ、元の砂浜に戻りました。登りそこなった方々は、来年チャレンジしてみてください。海開きから数日の期間限定名物として、ぜひ様々な白葉山を再登場!させたいと思っています。

道田 淳



浜ひろい

2009 年 7 月 29 日 | トピックス

7/23〜26に高浜にいましたので、今週から来週にかけて、溜まったネタを公開して行きます!

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24金曜日は朝6時半より、五色山公園ヒロセオートキャンプ場の下の海岸にて「浜ひろい」が行われたので、カメラマンの馬場さん、小野さんと一緒に参加してきました。

ここは最初に高浜に来た際(昨年8月末)に訪れた場所なので、再び浜ひろいで来るなんて、時間の流れを感じます。砂浜の色は、山土のせいか黒色にちかく、雑草が生えています。また周囲を緑濃い山々に囲まれているので、風も吹かず静かでしたし、水平線が見えるような、いつもの開放的な景色とちがい落ち着いた雰囲気が新鮮でした。

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場所が変わるとゴミの種類も変わりもんです。全体的にプラスチック系のゴミは少ないですが、外国から流れ着いたゴミの代わりにキャンプ生活の残骸が目立ちましたし、海藻のホンダワラのかわりに枯葉や枯木などが数多く見受けられました。浜の幅が狭いので、限られた時間で端から端までキレイにできたのが気持ち良かったです。

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©MICHIHARU  BABA

参加者が少ないだろう、、、という事前の予測に反して、多くの参加者が来て下さいました。初めて見る方々も沢山居られたので、できるだけ多くの地区でやらねばならぬ!と思った次第です。気持ちよく浜ひろいした後は、取材で来られていた方々も一緒に、馬場さんによる記念撮影です。どうです、皆さん、ええ顔してはると思いませんか!

道田 淳



白本 白T 白バッジ

2009 年 7 月 18 日 | トピックス

今日は、白・三兄弟にまつわるお話です。

白本

まずは、白クラブの活動にとっては、憲法?ともいえ、総計1万部印刷した白本です。白本はパタパタと折れ曲がる蛇腹式で、表面の前半には、高浜はまっ白です、に始まり、・・・自慢できるようになったら素敵です、で終わる、「白宣言」が掲載されています。

表紙やポスター同様に、砂粒から、イメージを膨らませていったアートワークが清々しく可能性を感じさせ、カワイイ輝きを放っています。後半は、「白対談2009」と名付けた、野瀬町長と外部ADの道田、並河による、浜ひろいに辿り着いた理由や、これからの豊富が対談形式で掲載されています。

白本 - 表

さて裏面の前半は、「まっ白な計画2009〜」です。今年中にこれだけのことを一気にやるのは無理ですが(笑)、役場や高浜町の皆さんと外部ADチームが相談しながら進めたい計画のリストです。全て、少しずつ、着実に進行しています。空きスペースには、ぜひあなたの目標を書き込んでみて下さい。

裏面の後半は「高浜町白地図2009」です。町民でない私が高浜町に想いを巡らせるとき、観光マップを見るでしょう。でも、高浜町の皆さんならば、地図など見なくとも、どこに何があるかは大体知っていて、何もみないかもしれません。また観光的には有名で当然知っていても、行ったことのない所があるかもしれません。

白地図は、高浜町が世界のどこにあって、どんな魅力を持った町なのか?を再び知るための地図です。使い方は、既に書いてある様々な問いかけに答えていくのもいいですが、この白地図を、あなたのオススメや好みで一杯にして、あなただけの高浜地図をつくって欲しいと思っています。高浜町の魅力はどこでしょう?ぜひ、私たち白クラブにも教えて下さい。

白本 - 裏

白T

白T - 表

私の事務所は東京にありますが、打合せ時でも、飲み屋でも、カワイイですね!と注目されることが多い白Tです。胸にも背にも共通して砂浜が描かれていますが、背の図柄は「貝殻が砕けてできた浜」であることを表していて、胸の図柄は「高浜白宣言(まっ白な気持ち)は砂浜から始まる」ことを表現しています。

お尻あたりの微妙な位置に、タグが付いていますが、切らないで下さい。薄い黄色なのは、実は蓄光効果があるからで、光を当てると暗闇で光りだし、闇夜で、密かに「高浜白宣言」と主張します(笑)。

白Tには第二弾、第三弾、第四弾までデザイン案ができています。ぜひ、みんなで買い求めて、着まくって、在庫を無くし、次をつくりましょう。

白T - 裏

白バッジ

白バッジ

150個つくりましたが、もうありません。白宣言の日には、スポーツ少年団の皆さんに大人気でした。(白クラブ・ブログ <白宣言ギャラリー>を参照ください)デザインは白宣言をモチーフにしたごくシンプルなバッジですが、一般的なバッジとは大きく異なるポイントがあります。

無理を言って、「白」の外にある点線で描かれた円を、バッジを折り曲げるギリギリのラインにまでもってきました。これにより立体的に見えるようになり、「白」が少し胸を張っているようで、誇らしげにしている感じがしませんか?個人的には、とてもお気に入りなので、秋に開催するイベントの時に再製作したいと思います(予約受け付けます!)。



7/24 金曜「浜ひろい」やります

2009 年 7 月 17 日 | 浜ひろい

毎朝、和田浜ライブカメラを見ていると、
「浴客歓迎」の看板を思い出し、早く打合せに行きたくなります。

まちづくり課・仲野さんより、お知らせです!!!
来週24日は第四金曜ですので、「浜ひろい」が実施されます。

日 時:7/24金曜 朝6:30より
場 所:五色山公園ヒロセオートキャンプ場の下の海岸にて
ルール:緑のゴミ袋持参、そしてゴミは持ち帰りです

いつもご参加頂いている皆さま、そして初めての皆さまも「浜ひろい参加者 大歓迎」です。
ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加下さい、お待ちしています。

週末には、白本やグッズについてのブログ記事がアップされますので、お楽しみに。

道 田  淳



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