2010 年 9 月の投稿一覧


新しいパンフ

2010 年 9 月 27 日 | トピックス

皆さま、お久しぶりです。
久々にブログを更新しようとしたら、
一瞬パスワードを忘れてました。。

今週の9/30〜10/1と高浜町に伺います。
「10/31 はまなすマラソン」の参加賞グッズ、
「11/13 松竹大歌舞伎」の幕間弁当、手ぬぐい、、、
着々と作業は進んでいますが、

今回の主目的は、

・コンパクトシティー構想
 → 賑わいゾーン、つまり漁港、城山公園エリアです
・たかはま鮨
 → 10/1には11/13歌舞伎用の幕間弁当の試作づくりをします

あたりになりそうです。

いかん、
もうひとつ大事な打合せがあります。
近々に〆切が迫りつつあるものとして、高浜町の新しいパンフレットです。
新しいパンフは、ちょっと変わってて3つから構成されてます。

1 高浜町の魅力を伝える写真を主にしたページ
  これが本紙で、馬場さんの写真が16pぎっしり。

2 高浜町の情報を伝える地図を主としたページ
  ひとまわり小さな別冊10pが本紙に中綴じされています。

3 高浜町のXXXを楽しむXXXのおまけ付き
  XXXって何? これはもう少し秘密にしときます。

一般的に町を紹介するパンフは、
魅力も情報も、あれもこれもいっぱい伝えたいので
ページ内がごちゃまぜで、どうしても同じような感じに見えます。
情報過多の時代ですし、もう少し肩の力を抜くことにしました。

でも、
『 新しいパンフを手に取れば、
  ページをめくるに連れ、高浜町の魅力がいきいきと伝わり、
  知りたいと思った情報や入手先も、ちゃんと書いてある、
  しかも、おまけ付きなのでパンフを活用する楽しみもある 』
となるよう、気張って編集作業をしています。

本日の打合せで、
デザインをするのは田中偉一郎。
ことばをまとめるのは花田顕子。
口だけ出すのは道田淳。

どうぞお楽しみに!
でも、すこし気長に待ってて下さい(笑)。

道田 淳



長月の始まり

2010 年 9 月 10 日 | まちづくり

9月に入ってからの1週間は賑やかでした。

まず電通36Fで、田中さん、花田さんと新しいパンフの打ち合せ。
その後、ビル内を移動中に、スカイツリー(赤白じゃなく、奥のですよ)を発見。
初めて見ました。
もう少しで雲に届きそうな感じですが、ここからだとデカさがわかりませんね。

夜は、発酵食堂「豆種菌(まめたんきん)」へ。
看板が無いお店を多く手がけ、
繁盛させている有限会社イイコの横山さん(右から2人目)を囲み、
電通、農水省、有機野菜を手がける会社、ライター、の皆さんで暑気払い。

美味しい食事、お酒も頂きながらですが、、、仕事です。
日本の誇る発酵食(日本酒、味噌、醤油、酢、、)を盛り上げていくプロジェクトです。
このプロジェクトに関わっていくことで、同じ発酵食である高浜町の「へしこ」や、
たかはま鮨ブランドで取組んでいる「多比鮓(鯛のなれずし)」にいい情報を取り込み、
役立てたい!と思いながら、お腹いっぱい酔っぱらいになってしまいました。
ほんと発酵は奥が深過ぎます。
美味かったです、興味のある方ご一緒しましょう。

といってる間に、高浜町。

9/6月曜は、
たかはま鮨ブランドの皆さん、大久保さん、松村さんと
11/13の松竹大歌舞伎高浜町公演に出す幕間弁当の打ち合せ。
今月末あたりに試食会など考えていますので、また報告します。

その後、
場所を移動して、漬込んで2ヶ月目の多比鮓(鯛のなれずし)を観察。
皆さん、発酵がどう鯛を美味しくするのか?
1300年前の味の復元に興味津々。

大きさがえらい違いますが、左が養殖物で右が天然物です。
奥のコップを見てみて下さい、まだ鯛から水分が出続けています。

観察だけで済むわけがなく、当然試食。

昆締めや、西京味噌づけの魚に近い、臭みも無く、まったりとした味で旨い!

ついでに、松村さんが軽く焼いてくれはりましたが、これまた旨い!
焼いた方が、熟成した味に香ばしさが加わり食べ易くなってます。
でも、まだ浅漬けで、もう少し発酵期間が必要そうです。

商品化のことを考えると鯛ではコストが合わないかもしれませんが、
身のしっかりした魚なら、きっと美味しくなるはずです。
現状の漬込み分は年内には無くなると思うので、
次回は冬の高浜港で上がる魚を吟味し、漬込みたいと思います。

高浜町のあとは、京都に入り、打ち合せのために三木竹材店を訪れました。

見事、立派やないっすか。
前回、内浦地区の鎌倉で伐採した孟宗竹
火あぶりされて白竹へとかわり、大事そうに日陰干しされてました。
これで高浜産の竹が高級竹材へと変わりました。

3年ほど寝かせるとのことですから、その間に利用方法など考え、
起きてきた頃には、ふさわしい役割を与えてやりたいと思います。
これまでのイベント時のベンチなどに使う、あるいは高級竹材「白竹」への加工、
今後は第三、第四の使い方を検討してますので、そのうちお知らせします。

最後は、
高浜町がらみの打ち合せした場所から撮影した
東京の夜の顔、東京タワー。
スカイツリーは完成した際には、どんな夜の顔を見せてくれるのか、楽しみです。

高浜町でも観光シーズンには、明鏡洞をライトアップしてもいいですね。
美しい浜辺のライトアップ計画、少し考えてみます。

道田 淳



漁業の未来

2010 年 9 月 3 日 | まちづくり

朝夕は少し涼しくなりましたが、依然暑い!
高浜なんかは、いまだに猛暑日マークが着きまくってますね。
みちだの半パン期間、6月上旬からスタートだったので、
今年は3ヶ月以上、続くことになりそうです。
上からも下からも風が入って来て涼しいですけど、
ちゃんと春夏秋冬をそれぞれを楽しみたい。

8/19夜。
朝から夕方まで会議や打ち合せをこなし、夜は江上鮮魚店さんへ。
こちらは表向きは魚屋さんですが、二階に上がると広い座敷が多くあり、
大宴会が楽しめるようになってます。

ここの宴会メニューは豊富豊富。
魚はもちろん和洋を問わず料理は並び、必ずお腹いっぱい満足腹です。
また、こちらでは「たかはま鮨」の取組みの一つとして、店内の大型冷蔵庫で
試作中の日本最古の『多比鮓(鯛のすし)』を預かって頂いています。

この夜は漁業組合、魚商組合さんたちとの会合です。

8/3に
高浜町の漁業関係者の方々と初めてお話しをさせてもらいました。
その中身は、今進めようとしている町づくりの説明から始まり、
賑わいゾーンと位置づけている明鏡洞のある城山公園だけではなく、
目と鼻の先に隣接している漁港エリアも一体となって考えていきたい!
それに対する理解と恊働のお願いです。

最初はかなり緊迫した(笑)会合も、最後は笑顔も交えながら、
定期的に会合をやろう! でも会議は苦手だ、じゃ飲み会で、となり、
この夜、第2回目の8/19に繋がりました。

ですから、
前半の15分ほどは、前回のまとめとして、
「城山公園を中心としたこのエリア一帯は、南にはくらし(事代地区)があり、西に海水浴、北に明鏡洞、そして東には漁港があります。賑わいゾーンの再生ためには、このエリア一帯でどうしたらよくなるか?を考えないとだめですし、町民にも観光客にも、魚がもっと気軽に食べられるようになるためにも、エリア一体となった計画を考えたい。具体的には、、、」
と、やはり最初はし〜んとした場(笑)から始まりました。

でも、乾杯したら、あとは魚を取り巻く未来について、わいわい言いあいます。

全員で22名ほどの宴会は、飲み放題で特別価格の5000円。

天然ひらめの舟盛り!
デカイ、ちまちましてない盛りつけがいい。
揚げ物、炭水化物、、色々並んでましたが、ひらめをロックオンし続けました。
さすがに漁師さんだけに、最初に「これ天然かい養殖かい」と魚をチェック。

みなさんと話をしてると、
漁獲量の減少、後継者不足、低い魚価、魚離れが続く市場、、、
高浜だけに限ったことではないですが、日本全国漁業関係者さんは大変です。

産直で売るにしても、
その日に何が上がるかわからない、
競市で値段の予想のつかない魚を仕入れ、
数日前からチラシをうつ準備をする大変さもよくわかりました。

たいへんなことはいっぱいある。

それでも、
漁港で魚を食べられる場所、売る場所、見る場所(競市見学)、漁体験など、
独自の取組みを模索していきましょうと気持ちを一つにしました。

漁業組合の事務所にのぼってみます。
ここから望む、青葉山を中心に左右にひろがる風景はすばらしい。
しかし漁業が存続し、活気づいていかないと守れない風景です。

これからすすめる町づくりは、
保証された未来ではありませんが、立場の違う物同士が集まり、
チャレンジすることにより、好転させられるはずです。

漁業関係の皆さん、
翌朝3時半出航やのに、22時ちかくまでありがとうございました。
また飲みましょう!

道田 淳



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