竹林からのシシNight!

カテゴリー: 名物つくりましょう

3月上旬、
その後、モデル竹林はどうなっとるか?を確かめに行ってきました。

まず孟宗竹のモデル竹林がある鎌倉地区です。
ここは車道が隣接してるので、作業が効率よく進むので、
過去に多くの孟宗竹を出荷しました。

中に入ると、竹の間隔も適切で、ほどよく整理されてきてます。
足下には、枯れ竹や折れ竹の伐採し寝かしてあるのですが、
このように土に接してないと、水を吸い上げず腐らので、堆肥化しません。

伐採にした際に枝だけをこのように重ねておくと
しばらくすると葉が落ちて枝だけになるので、
穂垣といって高級な竹垣や箒(ほうき)の材料になります。

しかしこれは放ったらかしすぎやったので、、
腐って堆肥化するのを待たないとしょうがないです。。
本来は伐採して、竹を持ち帰るだけや無くて、枝も資産になるんですね。

過去には、この竹林の片隅には、鳥獣害対策用のワナがありました。
これは猪用らいしいですが、竹の子食べるだけや無くて、田畑も荒らすので
この地域の皆さんにとってはホンマにやっかいもんです。
地面にある、白いのは糠(ぬか)で餌代わりだそうです。

さて上は、真竹のモデル竹林やった神野浦地区です。
ここはちょっと久しぶりでした。。

中へ入って行くと、
手をかけてないだけに、竹が密集し過ぎてます。。

本来はちゃんと手が入っている竹林になると、
1年もの、2年もの、3年もの、、とはっきりを判別できるので、
伐採して材料にする際も、サイズがわかりやすく効率が上がるのですが、
これやと年月も太さもバラバラなんで、
計画的な出口戦略(使い方)までたどり着きません。

やはり竹林は手を入れていかんと、
そこに竹があっても対して使えないのです。
竹を資材から資産にしてくためには、竹林の整備が必須です。

ふと足下みると、やはりここにも猪の足跡が!

ひとしきり回ってきて、日も暮れてきましたが、
左は、竹竹クラブ代表・永野さん、右は、まちづくり課 仲野さんと
竹から、箸づくりの講師のことから、そして猪についても打ち合せ。

というのも、
以前に永野さんの獲らはった猪肉を分けて頂いて、
京都のレストラン送って頂き、高浜産の猪肉を使って、
料理レシピをお願いしたり、試食の感想を尋ねるイベントをやったのです。
上の写真で手に持ってはるのは、その時の写真です。

で、こちらは場所が変わり、
京都にある話題のリノベーションされたアトリエビル、
その名も「つくるビル」にあるアトリエカフェ「マルニ」さんでの
試食会イベントの模様です。

皆さんの中には、初イノシシの人もいらっしゃったそうですが、
脂が美味しかったり、臭みが全くなかったりするのに、驚いてはりました。

色んな意見を沢山頂いたので、
これからの新しい名物の一つとして活かして行けるよう
ガンガンフィードバックします!

↑ は、塩焼きと味噌漬けらしいです。
これだけで、とりあえず白ご飯欲しいですね。

さて、次は本格的ですよ!!

京都の人気エリア・御所南にある
フレンチ・ビストロ「DOLCH(ドルチェ)」さんで、
高浜産イノシシを、本格的なフレンチ料理にちょちょいと変えてもらいました。

まず上は、
高浜産・猪バラ肉の赤ワイン煮込み
下仁田ネギのロースト添え

そして、
高浜産・猪ロース肉のポワレ
フランス産バニラ風味のクリに込み添え
グリーンペッパーソース

写真もよう撮れてるけど(笑)、美味しそうですな。
私自身は同席できず、食べてないのですが、、
シェフにも試食をした皆さんにも大変好評だったようです。

こういう小さな集まりを継続的に開いて、皆さんの意見を聞きながら、
まだ知られていない高浜の良さをアピールしてく活動をぜひやりたい。
(マルニさん、ドルチェさん、大変お世話になりました!)

これからは大きなイベントに出てアピールするだけではなく、
こういった小さなイベントで、顔の見えて声が聞ける範囲で、
どんどん高浜ファンを増やしていければいいなと思っています。

超えなくては行けないハードルは色々とありますが、
冬というとフグカニだけでなく、猪も高浜名物の一つになればいいですね。
品質、感想、どれをとっても好評やったので可能性はあります!

私自身も猪肉は大好きですが、
どこかでイベントの噂を聞きつけたときは、
ぜひごチャレンジしてみて下さい。

旨さにしびれますよ〜

道田 淳

Back to top