尾上松緑

カテゴリー: 名物つくりましょう

本日ブログ、2本目。

昨日、新橋演舞場の5月公演に行ってきました。

当代、力も人気ある若手5人が揃った贅沢な〜、あ贅沢な〜(歌舞伎風)、演目です。
このチラシをみると「江戸歌舞伎の十八番、海老蔵の助六を見に行ったんですね!」と誰からか、声がかかりそうです。たしかに、演目最後をかざる、海老蔵の助六はシビレにしびれました。

その他にも今回は、染五郎の力強い一面を見た気がしましたし、七之助の女形が醸し出す悲しさ、福助の凛と場をしめる揚巻(助六のいい人)に見入りました。でも、本当のお目当ては尾上松緑さんです。

重厚な「熊谷陣屋」と見事な「助六由縁江戸桜」の合間に、20分ほど上演される「うかれ坊主」。江戸時代の滑稽な芸を見せた坊主の姿をユーモラスに魅せる風俗舞踊です。ここで大勢の人物を踊り分けるなど、終始、観客席を沸かしていたのが、松緑さんです。(違う役ですけど、チラシでは一番左です。)

劇場中に通る声、舞台上でのキレのある演技、感情の豊さをたたえわける表情、
観客に親近感をわかせ、温かな気持ちにさせる演技が、とても印象に残りました。
実は、この役者さんが高浜町にも来はります!!!

今年の11/13日に高浜文化会館で、松竹による昼夜二回公演が行われます。
そこで登場する人気役者の一人が、尾上松緑さんです。私たちアドバイザーもどのように関わるかは、まだ未定ですが、この役者さんを体感し、みなさんに少しでも生で味わう歌舞伎の魅力を伝える為に一等席で見てきました。

しかも高浜では、わかりやすく楽しい演目が用意されてるとのことですから、歌舞伎を見たことなくとも心配ありません。どうやら尾上松緑のはまり役のようですし、あと半年、楽しみに楽しみに待ちましょう。私はちゃんと切符買って見に行きます!

さて、歌舞伎では、演目や役者だけでなく、
幕間にいただくお弁当やどれにしようかと迷うお土産選びも楽しみの一つです。

このお菓子のように、「若狭高浜町 観劇記念」とたすきをかければ、
いつもいただく馴染みあるお菓子が、さらに魅力的にみえて、
多くの人の手に取ってもらえるはずです。
私もそれにやられた口です(笑)。

幕の内弁当も美味しかった!
30分ほどの幕間に、感想を伝え合い、次に思いを馳せて期待する、、
味がどうこうよりも、お弁当食べながらがいい。
高浜町では、たかはま鮨、地元産食材をアピールするもよし、
きっと観客の気分も高まるはずです。

今年の秋、高浜文化会館でも、
そんなにこやかでにぎやかな風景が見れるといいですね。

道田 淳

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