2011 年 3 月の投稿一覧


由布院

2011 年 3 月 28 日 | トピックス

ただいま(3/28)高浜にいます。

今日の竹林整備報告の前に、
先週の大分県・由布院の土産話をほんの少しばかり。

よくある仕事半分、遊び半分の旅行だったのですが、
何もかもがスバラしく、いい経験になりました。

宿は、由布院御三家のひとつ「亀の井別荘」でした。
よかった!、ほんま、また泊まりにきます。

何においても、評価し始めると、細かいことを言うときりがないです。
しかし、この宿には些細な点や、趣向に合うか合わないかなんて気にさせない、
おもてなしの精神が、宿、人、隅々にしっかりとにじみ出ていました。

高浜が、これからの時代に目指すとすると、こんな宿かもしれません。
宿泊料が高いからとか、設備にお金がかかってるからとかは関係なし。

宿も庭も働いてるすべての人も、
由布院への愛と、ここへ来て下さる人への感謝の気持ちで一杯です。

例えるなら「究極の中庸」ともいうのでしょうか、
こんな宿は、特別の個性は見当たらずとも、飽きないでしょうし、また来たくなります。
(宿の魅力について話すと長くなるので、今日はパス、直接聞いて下さいまし)

手書きの募金箱がいい味を出してます。
由布院でも、そこかしこで見られました。
届け想いよ、被災地に。

この宿は広く、
様々なタイプの施設があります。
その一つ、戸建ての談話室で、
総支配人自ら、貴重なSP盤を85年前の蓄音機で聴かせて下さりました。
ステファノの歌う椿姫なんかは、音♪が身体にびしびし響き、聴き惚れました。

この蓄音機の針、鉄針と竹針(写真)があるそうです。
毎回、削り直すそうですが、鉄に比べると柔らかく丸い音。
手仕事が力を持っていた時代の本物は、命ある限り、その魅力は色あせませんね。

さて、
宿を出たあとは、今回の大きな目標の一つを達成することができました。
2/13開催した「まちづくり会議」のパネラーだった西原さんを訪ねました。
西原さんは、出事(でごと:地域のための仕事ですね)のときに、
様々な原木をもらってきて、こうして自然乾燥させて、お箸をつくってはります。

普段は見慣れない名前の樹々が並んでいます。
これら一つ一つを丁寧に丁寧に、お箸にしてはります。
私も「榊(さかき)」を一つ頂きました。

素朴で飾らない箸は、飽きがこず、長く使い続けられるはず。
これは、由布院を愛している宿、物、人の特徴なのかもしれません。

わずか20分ほどの滞在でしたが、、お会いできてよかった。
西原さんとは、まちづくりを縁に知り合いになりましたが、
本来はものづくり同士なので、好きな事について話始めるとお互い止まらないはず。

次回は、ものづくりの話も、まちづくりの話もしたいので、
たっぷりと時間をとって行きたいと思います。

西原さんご夫妻、いい笑顔。

ちなみに「まちづくり会議」の時は、キリッとこんな感じでした(笑)。
やはり地域をしょってる人は、一度はその地域で会っときたい。

お見送りも笑顔。
また来くるので、よろしくお願いします。

道田 淳

*西原さんのお店『箸屋一膳』はこちら。



まずやったこと

2011 年 3 月 24 日 | トピックス

義援金もしてるけど、それだけでは、、
八戸の仲間のために、何かアクションを起こせないか?
とりあえず集まろうぜ!と
22火曜夜、並河さん、のかたさんと震災後、初の話し合いをしました。

小一時間話して決めたことは、二つ。

1 この場で、八戸のお二人宛にお手紙を書く。

2 夏までに、八戸に行く。

まちづくり会議メンバーに、
参加者の皆さんに声をかけて。
行って、泊まって、飯食って、酒飲んで、
いっぱい話をしに行こう。

情報交換して、色々話したら、少しスッキリしました。
わかっちゃいるけど、顔合わせて話す事は大事。

八戸のお二人とも連絡をとりながら、行く機会をうかがいます。
まちづくり会議HP上でお知らせしますので、
私も!という方は、ぜひ私たちとご一緒しましょう。

P.S.
近々、並河さんに、
震災についての私たちの素直な気持ちをコピーにして、
まちづくり会議HPのトップに、そっと添えてもらいます。

届け気持ち、八戸へ。

道田 淳



私たちにできること

2011 年 3 月 14 日 | トピックス

この度、
未曾有の大震災により、
多大なる被害を被られた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

先週金曜日の発生時には
東京の事務所では物が落下したり、帰宅時の大混乱と大変な一日でした。

しかし週が明け、
今回の大震災の規模、原発の炉心融解、続く余震、、、と
まだまだ不鮮明ながらも、全体像が少しずつ見えはじめ、
あまりにも被害状況が大きいことが信じられず、
あまりにも行方不明者数が多いことに想像力がついていきません。

今、世界中から注目を浴びている被害地の現況と
その渦中で必死になって救助、復旧活動をされている皆さんを見て、
他人事だとは思えず、高浜町でまちづくりのお手伝いをしている私たちにも、
何かできることはないか?と仲間とともに自問しています。

ちょうど1ヶ月前に、
東京・南青山で「まちづくり会議」を実施しました。
八戸、小布施、鯖江、由布院をはじめ、
日本全国からパネラーの皆さんや、多くの観客の皆さんが東京に集い、
これからのまちづくりを共に考え、夜遅くまで未来を語りました。

全参加者の皆さんから活力をもらい、
楽しく、希望とやる気に満ちていた時間が昨夜のように思い出されます。
口々に「高浜に行きたい!」とおっしゃっていたのを聞いて、
本当に嬉しかった、です。

「4月になったら八戸に伺います」と約束をした
田村さん、中島さん達も、今回の震災被害に遭われました。
幸いお二人ともお元気なことが確認でき、安心しました。

被害が壊滅的な被害を受けたところに比べ少ないとはいえ、
多大なる被害であることにはかわりはありません。
やはり、仲間たちのために、困っている地域のために
何かアクションを起こしたいと思います。

具体的には、
まちづくり会議・関係者と高浜町で義援金の呼びかけから初めます。
私たちが集められる金額はしれていると思います。
送り先も、八戸か、赤十字を通して全体にするのか、まだわかりません。
しかし今回は金額ではなく、同志の気持ちを精一杯集めるつもりです。

まだまだ、
連絡手段も不自由で、正確で迅速な情報も圧倒的に不足していますが、
週末にかけ、他のパネラーの皆さんとも連絡をとり、連携を図ります。

その後、
時間の経過とともにどのような継続的なお手伝いができるのか、
仲間とともに考えたことを白ブログ、まちづくり会議webで
皆さまと共有していきたいと思います。

実現には、時間がかかると思います。
賛同してくださった皆さまには、できる範囲でご協力いただければ、
八戸の仲間たちも、きっと励まされるに違いありません。

いかなることがあろうとも、この危機を仲間と共に乗り越え、
再び、未来を語り合える場所と時間を取り戻したいと思います。
ご協力、よろしくお願いいたします。

道田 淳



美しい高浜となりました

2011 年 3 月 8 日 | メディア露出情報

昨日、
行ってきました受賞式。

東京の空は、みぞれ混じりの悪コンディションでしたが、
そんなことをひと時も感じさせないほど、盛り上がった日でした。

遅れて会場入りしたら、すでに全員が集合、
受賞式前の内覧では、赤ふん坊やがポスター横にスタンバイ。

記念に一枚パチりと、へんな奴が写ってますが偉一郎ADです。

受賞式では、名前を呼ばれて登壇!
馬場さん、田中さんと一緒に定位置について神妙にしてると、、

なんか気になる、その先には、、

必死に手を振る赤ふん坊や。
いつもと違う会場の雰囲気に、最初はざわざわざしてましたが、
途中から朗らかな笑い声なども聞こえ、歓迎ムードに。

カメラアングルが逆ですね。
このあたりはTNC村上さんのブログをご覧下さい。動画もあります。

一通り受賞式がおわるとインタビューの始まり。
ここからは、会場は赤ふん坊やにジャックされていました!
受賞者やないのに、堂々と登壇、でかい、しかもセンター。

馬場さんが真面目にインタビューに応じている間、
にこやかに手をふりふり、注目を集めてました。

受賞式後には、学生さんにかわいいカワイイと連呼され、愛想ふりふり。

愛想ふったあとはもう一仕事、懇親会会場に移動。
おいおい大丈夫なん、

流石!
ゆるキャラ歴20年ともなると、エスカレーターも楽勝です。

懇親会場には多くの人がおられましたが、

ここでも高浜をアピール。
ポスターを見た人から、高浜の場所、おいしいもん、とりくみについて、
色々と質問を受けました。興味を持ってもらえるだけでも嬉しいですね。

上の写真は、
馬場事務所のアシスタント井上綾乃さんが撮ってくれましたが、
彼女も奨励賞を受賞しました、おめでとう!
馬場事務所はダブルでおめでたい!!

できたてのパンフも大好評で沢山お持ち帰りいただきました。
関西方面からの方々も多く、奈良ご出身の方は
「小さい時は片道4時間かけて、よく海水浴にいったけど、
           もう何十年も行ってへんし、懐かしいな〜」
そうなんです、、関西近県の方々は若狭地方に来てはるんです。
しかし、それがなぜか足が遠のくようになりました。。

なぜそうなったのかは、自問自答していく必要があります。
しかし目標は、まだ海水浴の思い出がある人達に、もう一度お越し願いたい。
若狭に来たことない、高浜なんて知らん人達に訪れてもらい、
海水浴もいいけど、それ以外に魅力いっぱいなとこを知ってもらいたい。

今回、せっかくいい名前の賞をいただいたので、
この新しいポスター、パンフを携えて、ひき続き広報活動がんばります。
おもてなしの準備もしなくてはいけませんね。

受賞式、そして二次会、三次会まで盛り上がって下さった
役場のみなさん、アドバイザー、高浜ファンの皆様ありがとうございました!

これは ↑ 馬場道浩 撮影。私たちも頂きました!

道田 淳



高浜に会いに来て下さい

2011 年 3 月 4 日 | メディア露出情報

来週3/7月曜は、APAアワード受賞式。
高浜町ポスターが「美しい日本賞」を受賞する日です。

東京にいるアドバイザーで出れる人は全員集合します。
高浜町からは誕生20年のゆるキャラ「赤ふん坊や」が来てくれます。

その高浜町ポスターを含め、受賞作品は
東京と大阪で展示されますので、ぜひご覧下さい。

  東京会場:東京都写真美術館(恵比寿)
  2011年3月5日 〜 3月20日

  大阪会場:大阪市立美術館(天王寺)
  2011年4月5日 〜 4月10日

お知らせチラシはこちら ↓
* 高浜町ポスターが中段左に出てますよ。

そんなん無理、どうしても会場には行けへん、
でも、高浜町ポスター6連は絶対見たいし、他の受賞作も見たい、
という方は、
ちょっと高いけど『年間 日本の広告写真2011』をどうぞ。
* このチラシ ↓ には、アップで和田浜が載っています。

3/7の受賞式、懇親会などの模様は後日UPします。
*当日20時半ころから恵比寿で二次会します!
 高浜好きは集合!!

道田 淳



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