私たちにできること

カテゴリー: トピックス

この度、
未曾有の大震災により、
多大なる被害を被られた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

先週金曜日の発生時には
東京の事務所では物が落下したり、帰宅時の大混乱と大変な一日でした。

しかし週が明け、
今回の大震災の規模、原発の炉心融解、続く余震、、、と
まだまだ不鮮明ながらも、全体像が少しずつ見えはじめ、
あまりにも被害状況が大きいことが信じられず、
あまりにも行方不明者数が多いことに想像力がついていきません。

今、世界中から注目を浴びている被害地の現況と
その渦中で必死になって救助、復旧活動をされている皆さんを見て、
他人事だとは思えず、高浜町でまちづくりのお手伝いをしている私たちにも、
何かできることはないか?と仲間とともに自問しています。

ちょうど1ヶ月前に、
東京・南青山で「まちづくり会議」を実施しました。
八戸、小布施、鯖江、由布院をはじめ、
日本全国からパネラーの皆さんや、多くの観客の皆さんが東京に集い、
これからのまちづくりを共に考え、夜遅くまで未来を語りました。

全参加者の皆さんから活力をもらい、
楽しく、希望とやる気に満ちていた時間が昨夜のように思い出されます。
口々に「高浜に行きたい!」とおっしゃっていたのを聞いて、
本当に嬉しかった、です。

「4月になったら八戸に伺います」と約束をした
田村さん、中島さん達も、今回の震災被害に遭われました。
幸いお二人ともお元気なことが確認でき、安心しました。

被害が壊滅的な被害を受けたところに比べ少ないとはいえ、
多大なる被害であることにはかわりはありません。
やはり、仲間たちのために、困っている地域のために
何かアクションを起こしたいと思います。

具体的には、
まちづくり会議・関係者と高浜町で義援金の呼びかけから初めます。
私たちが集められる金額はしれていると思います。
送り先も、八戸か、赤十字を通して全体にするのか、まだわかりません。
しかし今回は金額ではなく、同志の気持ちを精一杯集めるつもりです。

まだまだ、
連絡手段も不自由で、正確で迅速な情報も圧倒的に不足していますが、
週末にかけ、他のパネラーの皆さんとも連絡をとり、連携を図ります。

その後、
時間の経過とともにどのような継続的なお手伝いができるのか、
仲間とともに考えたことを白ブログ、まちづくり会議webで
皆さまと共有していきたいと思います。

実現には、時間がかかると思います。
賛同してくださった皆さまには、できる範囲でご協力いただければ、
八戸の仲間たちも、きっと励まされるに違いありません。

いかなることがあろうとも、この危機を仲間と共に乗り越え、
再び、未来を語り合える場所と時間を取り戻したいと思います。
ご協力、よろしくお願いいたします。

道田 淳

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