いただきます猪肉

カテゴリー: 名物つくりましょう

18日の竹林整備のつづき。

本来は17時には終わるはずが、、なんだかんだと18時半。
予定していた懇親会も19時すぎにスタート。

場所は、五色山公園の施設内。
この夜のご馳走は、私のリクエストで永野さんが仕留めた内浦産猪肉です!

お皿の手前にある肉のあぶらみ! これは最上級。
個人的に猪肉が大好きなので、話しに聞いてた猪肉をリクエストしたのですが、
内浦地区で竹林整備をした後に内浦産猪肉をいただく、これに勝る地産地消はない。

猪の脂は嫌な匂いがしませんし、舌の上でもしつこくありません。
地のピーマン、タマネギ、キャベツとともに焼いて、塩コショーで頂きます。

シンプルな調理法が素材の良さを引き立ててるわ〜
料理はこれだけ。つまみも、〆のご飯もありません。

この日の感想、今後の展望、話しは盛り上がります。
なかなか参加してくれる人達が増えないけれども、、
次の世代に竹の文化を残していくことが大切、、
やはり出口の問題(活用方法、売り方)を考えなくては、、
三木さんが来てくれて教えてくれるから竹を見る目がでてきた、、
なんてウレシイ話しが続きました。

その他にも気になる話しを一つ。

日本全国の山間部共通の問題ですが、
猪、鹿、猿といった動物に農作物が荒らされたり、
竹やぶでいえば竹の子が食べられたりと悩まされている方々は多くいはります。

ここ高浜でも、猪による被害は悩みの種の一つのようです。
増えすぎた猪をどうするのか?
これはなかなか解決できない行政的にも難しい課題だと思います。

猪の猟期は11月以降の冬場で、この際は入猟費も取られるそうです。
私たちが頂いたお肉は、去年の冬に獲ったものを頂いています。

夏場になると、獣害対策で補助金がおりて、猪を獲るそうですが、
この時は猟期でもないので食べることもできず(また美味しくない)、
穴を掘って埋めるしかないそうです。もったいない。

冬場の猟期には、猪は獲れるものの、
沢山獲っても個人消費するには限界がありますし、
卸売りするにもルートの開発や、
解体に関する特別の免許がないと(なくてもいいようですが)難しいようです。

夏場の補助金が、いくらかでも冬場に廻れば、
モチベーションも上がるでしょうし、
いくらかの設備投資もして冷凍庫も備えられるでしょう。
冬は夏の猪よりも美味しいわけですから、売ることもできます。
冬に獲れば、夏に猪が出回ることも少なくなるはず。。。

この話しは受け売りですし、乗り越えるべき課題もあるのだと思いますが、
これから勉強していきたいとおもいます。

たとえば、
高浜町の山で獲れた猪肉を中心地域の焼肉屋(けっこう多い)で
期間限定の特別メニューとして出すとか、、美味しいから絶対に人気になるはず。

最後のデザートはデラゥエア。
話しものってきて、身体が熱くなり上半身裸の人がおる(笑)。

永野さん、馬場さんご馳走さまでした!
みんな、とても充実した幸せな日でした。
また、よろしくお願いします。

道田 淳

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