たかはま竹 2nd

カテゴリー: トピックス

京都で日本レコード大賞を見ながら、、、
遅くなりましたが、12/12の報告をします!
午前中は三木さんによる「竹に関するめっちゃ勉強になるお話」でした。

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「竹」の文化的背景、種類、伐採から活用方法
(話の内容は少し忘れてしまいましたけど)、、まめ知識もたっぷり、包括的内容が、
三木さんの見事なしゃべりっぷりで楽しく伝わります。

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参加者が20名ほどと少なく残念でしたが、
誰一人、うとうとされることもなく、聞き入ってはりました。

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急いで弁当を平らげ、午後からはモデル竹やぶにて整備方法の実践です。
この竹やぶには、今後に向けて課題が2つ。

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1 折れ竹、枯れ竹が多く、密集しすぎていて生育環境が整っていない!
→ 間引きすぎてもよくなく、竹同士に程よく競争原理が働くような環境の方が
まっすぐに伸びる、いい竹が育つそうです。

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2 猪が竹の子を食べているので若竹が育っていない!
→ これは高浜町が困っている問題の一つですが、
この竹やぶ整備では特効薬は見つかりそうにないので、
整備作業を進めながら、対策を練りたいと思います。

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ということで、
ここでは枯れ竹(茶色のやつ)などを折り、踏み砕き、土に還してやる作業を始めます。
今日の整備は、これだけ、とってもシンプルです。

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ここは積雪が多い地域ということもあり、特に多かったです。
三木さんも栗林さんも流石に手際がいい。

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1時間ほどでこの通り。

枯れ竹を蹴りまくり! 踏みまくり! これは、めちゃくちゃ面白い!
竹やぶ整備とか清掃活動ではなく、スポーツです、ストレス発散です。

とにかくよく枯れてますし、ポキポキ折れてくれるので、
気持ちよく、見た目にどんどんキレイになるので、やる気が湧きでてきます。

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ひとしきりコツをつかんだところで、
残念ながら、軽トラの荷台に乗り込み急いで撤収します。
汗をかくほど熱く火照る身体に、この日の寒さは心地よかったです。

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早めに撤収したのは、、この日は大きなイベントがもう一つ。
15時すぎに、福井県の西川知事が竹林整備活動を視察にいらっしゃいました。

その後は、内浦竹竹クラブ会長自らがしとめられた猪肉を
お鍋にしてくださったので、西川知事、野瀬町長と鍋を囲み、頂きました。

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あっさりとした味が口に合ったのもありますが、
お代わりを勧められ、、勧められ、、

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計5杯(笑)、ご馳走になりました。
身体を動かしたこともありましたけど、美味しかった。
ありがとうございました。

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<この日の感想>ー 竹やぶ整備は、本当に簡単、で面白い!。

浜ひろいの場合は、目的は別にあるにしても、
いくらキレイにしても、波が来たら、すぐに元に戻ってしまいますが、
竹やぶ整備の場合は、やったらやった分だけ成果が残ります。

来年の2月末ころ、生えて来る竹の子を猪が食べに来る前に、もう一度整備に入ります。
そうして年にほんの数回手をかけ、3年ほどすれば立派な竹やぶが現れます。

これが三木さんがいう『竹を材料から財産に変える』です。
三木竹材店さんにも、やる気十分なので、今後も継続的に関わって頂く予定です。

竹に興味ないからとか、地区が違うからとか、、
そのへんは少し置いといて、一度、竹林まで、ご一緒しませんか?

次回は、来年2月末〜3月初めくらいを予定していますが、
その前に、京都で見学会なども企画し、盛り上げたいと思います。

今後のことを考えれば、特に若い世代の皆さん!よろしくお願いします。
(ホンマに、一度遊びのつもりで、参加をお願いします!)

道田 淳

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