最優秀肴賞 へしこ

カテゴリー: トピックス

この白ブログ、読者の方々の多くは日本ですが、
なんと海外は、アメリカ、ロシア、イギリス、リトアニアからも見て頂いています。
どういうご縁かわかりませんが、とても嬉しいです。
これからも、気長にお付き合いください。

昨晩、
「仮)蔵ネット」のキックオフに行ってきました。
「仮)蔵ネット」とは、電通さんのプロジェクトで、下記のようなものです。

『 発酵食品(日本酒含む!)を切り口にした食文化、
  そして、その醸造をはぐくむ蔵を中心にした地方文化を、
  通して提案する日本価値キャンペーン 』

具体的な活動内容は今後半年をかけて煮詰めていくのですが、
まずは中心メンバーの6人が醗酵リンクの事務局をされている方のお宅に集合です。
醗酵リンクってなんですか?それはググッてみてください。
会の説明やメンバー、活動内容はおいおいアップしていきます。

そこで持ち込みとして、高浜町のへしこを持参しました。

まさしく醗酵食品やし、日本酒の肴にぴったりやないですか!若狭地方との縁に感謝。

お酒は、静岡県の「喜久醉(きくよい)」、島根の「王禄(おうろく)」など
知らん名前ばかりでしたが(申し訳ない)、どれもこれも本当に美味しい。

お料理は、空芯菜と茸の煮びたし、若竹煮(この若布は日本一!)、チーズとわさびディップ、エンドウ豆のサラダ、鯵の南蛮漬け、豚肉と大豆の煮物、マッシュドポテト、空豆、そして「へしこ」!です。

へしこは、このくらいの薄さに切って、レアで炙って食べたら美味しい!!
今まではもっと大きな切り身サイズで焼き加減でいえばウェルダンなへしこを
箸で崩すように食べてましたが、しっとりしたこっちの方が断然いい。

しかも玄米がが出て来てからは、またまた、その取り合わせに驚き。
玄米のもつ甘さと、へしこの角の取れたまろやかな塩辛さが絶妙の取り合わせ。
玄米が出て来てからは、皆さんさらにヒートアップ!
ほんまに普段は食べへん方まで、びっくりするくらいつまんではりました。

正面の君は食べ過ぎやないか?! 、、、、、幸せ顔の並河さんです。
この会でも、いっしょに活動します。

いい飲み会というのは昨夜のようなことをさすのだと思います。
酒がおいしいく、お手製のお料理や持ち込みの品も美味しい。
そこに、同じ目的に向かおうとしている仲間が一緒だったから、
さらに会話の弾む、こころに残るような時間になりました。

高浜町を代表し、へしこも立派に役目を果たしてくれました。
見た目がグロいから、知らん人には敬遠されがちでもったいない。
これから醗酵食品を押し進める一人としては、
定期的にうちの事務所でへしこ普及会を開き、
食べ方、包装などさらに受け入れられる方法を模索します。

醗酵リンクという先駆者がおられて、蔵ネットができあがり、仲間が増えていく。
この会をとおして、地域の食文化を勉強し、ついでに「へしこ」も押し上げ、
日本人の私たちが日本の食文化のためにできることを精一杯やりたい。
帰り道は、ほろ酔いで最高。

道田 淳

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