砂浜美術館

カテゴリー: トピックス

初めて高浜町に来たのは、2008年の夏の終わり頃でした。
雨雲が空をしめ、暗くなった浜辺を歩いていても、
夏になればこの浜が海水浴でにぎわいをみせるなんて想像できませんでした。

「 7、8月の海水浴の季節もいいですけど、
5月頃の海は透明度も高くて本当にキレイですから、ぜひ見て下さい 」
といわれたのを憶えています。

去年の春、快晴の日、心地いい潮風を感じながら、初めて見た海は、
今までもっていた日本海へのイメージが一新されるほど初々しいものでした。
その美しい浜辺は、今月の初めに新しくできた町のポスターになっています。

来週からゴールデンウィークが始まります。
今年のGWは太平洋に面する高知県の黒潮町で行われるイベントに興味津々です。

5/1〜5まで、NPO「砂浜美術館」主催する『Tシャツアート展』が開催されてます。
毎年5月上旬に開催され、今年の応募総数は1339点!。
今年で22回目(スゴい!)を数えるイベントだそうです。

全てのTシャツが砂浜に展示されてる様(干されてる?)は
見慣れた夏の浜辺とは、またちがった趣きがあり、思わず訪れてみたくなります。

しかも、去年からモンゴルとの交流も始まったそうですから、
22年という年月を絶やさずに継続してきたことと同時に、
大きく育ってきたTシャツパワー? 砂浜パワー? 住民パワー?に頭が下がります。

詳細は、下記のサイトをリンクが残っているうちに見てください。

http://greenz.jp/2010/04/19/tshirtsart/#more-28503

よいハードがないとできないイベントや恒久的な活動もあります。
しかし、ハードがないと何もできない、サポートがないと何もできない
なんてことがないのは、この町の活動が物語っているように思います。
本当は両方がいい案配にあり、総体として継続していけるのが理想です。

海といえば、季節は夏、
太平洋の大らかなイメージしかない人達に(昔の俺)、
日本海といえば演歌の世界で冬のイメージしかない人達に(これも昔の俺)、
海での過ごし方は海水浴くらいしか経験したことのない人達に(これも…)、

例えば、
これからの季節に浜辺を散歩することがどんなに素敵か、とか、
今まで見たことの無い、海、砂浜、生物の表情が見えて嬉しくなりますよ、なんて
浜辺のもっているシンプルな魅力を伝えられるといいですね。
もちろん、過ごしやすく、人も少ないこの時期だからこそできる
イベントなんかも、これから生まれていくといいですね。

私たちも水面下では色々と考えていますが、
まだその全てをレールに乗せることができずにいます。
でも、Tシャツが砂浜ではためき、モンゴルの草原までいって、戻って来る、
なんてことを聞くと先輩に頑張れよ!と叱咤激励されているようです(笑)。
楽しんでやらねば。

* 御贄献上行列一行の皆さま、無事に奈良の朱雀門に到着、
  おめでとうございました!そしてご苦労さまでした。
  歴史性がかみされた素晴らしい取組みだったと思います。

  27火曜〜28水曜まで、大久保さんと、料理家さんと高浜にいます。
  30金曜には並河さんが来る予定です。

  休み中は、京都で三木竹材店とも打ち合せ、K-1観戦に行き、
  陶器市か、イベントでも体験してこようと思ってます。

  ミナサマ、ハバ、ナイス、GW。

道田 淳

Back to top