ラスト竹林

カテゴリー: トピックス

….といっても、
H22年度最後の竹林整備をしてきました。
場所は、真竹のモデル竹林にしている神野浦地区です。

見えますか?
写真の中央で、土がえぐれているのが猪の足跡です。
「こりゃ80kgくらいあるんやなかろうか?」と地元の方、
80kgというたら、私とほぼ同じガタイですやん!

山は色んな表情を見せてくれますが、
あぜ道を歩いてて、こんな椿の花を見ると思わず足を止めますが、
前の人は踏んでいきました(笑)。

三木竹材店の三木さんが、説明中。
「今日は、これから新しく生えてくる
 竹の邪魔にならないように雪で折れた竹を倒します」

その横で、ほとんど聞かずにさっそく切り倒し(笑)。
聞くより先に身体が動く、スバらしいです。

例えば、この真ん中の
ごちごちゃしたとこをこれから整えていきます。

わかるでしょうか?
ちょっとすっきりしました。

まだ斜めの竹がありますが、
これはもう根が外れてて腐るしかありません。

今回はほったらかしにしておき、
次回来た時には枯竹になっているので
足でボキボキ粉砕します。

計10名ほどが3時間ほど竹林に入っていましたが、
腰には各々、ノコギリやナタを持っています。

三木竹材店の番頭・栗林さんいわく、
「7寸まではナタで、それ以上はノコでなんていいます」

ここでナタの使い方を教えてもらいました。
斜めにスパッと切るのは薮でこけたりするとあぶないので、
身体を竹を中心に回しながら計4回で切っていく、、

そうするとこんな感じになり、けがをしにくいし、必ず切れる。
その動きも見事でしたが、切り口も美しい、
なんでも頭を使わんといけませんね、
その場で力づくでやってるのが恥ずかしくなってきました。

今回もごっつあんです。
永野さんが獲らはった猪のロース部分を頂きました!!

猪肉は、ほんとに旨い。
処理も上手なんですが、とくにこの脂身はさらっとしててもたれません。

あとはいかにして流通させるか?ですね。
これはこれで難しい。

いつもどおり、
猪肉ロース、キャベツ、味は塩こしょうのみ。
このシンプルな味付けに、皆がはまり、
3kgがあっという間に無くなりました。

ありがとうございました
そして、ごちそうさまでした!!

食べながらも、食べたあとも、
高浜のこと、内浦のこと、竹林の未来、鳥獣害(猪とか)、、

内浦のモデル竹林のうち、
鎌倉の孟宗竹はもう切り出しができるくらいですが、
神野浦の真竹はもう少し時間がかかります。

今年は、
さらに仲間を増やしたり、垣根をつくったり、猪レシピ考えたり、
違う事にもチャレンジしてみます。

PS 
次回は初夏前あたり、皆さん参加されませんか?

道田 淳

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