目黒川の桜

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先週末は、目黒川沿いが一番美しいときでした。
桜が咲く時期は、中目黒が一番混む時期でもあります。

中目黒に住んで15年。

当時は、まったくおしゃれな街でもなんでもなかく、
有名店といえば、もつ鍋の鳥小屋、チーズケーキのヨハン、くらいしかなく、
超高層ビルもなく、人混みもなかったのに、
あれよあれよという間に、人の集まる街になりました。

どういう取り組みがあったのか知りませんが、
見えぬところで、熱意があり、根気づよく動き続けた人のお陰かもしれません。
一つのまちづくりの成果だったりすると嬉しいですね。

今年は、例年と異なる事がひとつありました。
いつもは、そぞろ歩きの夜桜を雰囲気満点に演出してくれる提灯。
今年は節電のために電球が入っおらず、灯がともりません。

でも、
十分雰囲気づくりに貢献してました。
あるのとないのとでは、大違い。
主役も必要やけど、脇役も必要、昼の部だけで夜の部がない歌舞伎みたい。

桜のトンネルの下を流れゆく水面には、花びらがゆらゆらと美しい。

一転し、川沿いに視線を戻すと、、なんだこの人混みw 笑。

道行く人は、
連日放送される被災状況に胸を痛め、
姿の見えない放射能に不安をいだき、
連日のように大きな余震が続く東京で、
ほんのつかの間の桜を愛で、笑顔でした。

見上げれば、みごとな桜。
まだまだ先は長いですが、いつなんどきも、上を向いてまいりましょう。

P.S.
馬場カメラマンが、今週、単独の高浜行でみごと桜をおさめた模様。
近々、UPいたします!

道田 淳

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