並河版:八戸の忘れられない言葉。
カテゴリー: トピックス
今年の2月に、青山で開催した「まちづくり会議」に参加していただいた、
八戸せんべい汁研究所の田村暢英さん、中島美華さんに再会するために、
八戸に行ってきました。
3月11日の大震災で、八戸港は、津波を受けて、
漁船や港沿いのお店が被害を受けています。
ただ、夜になると、八戸の町の活気はすごい!
劇的においしい鯖、せんべいの種類の豊富さ、飲み屋がつらなる横町、
そして、町の人たちが、自分たちの町を愛し、楽しんでいる姿に
圧倒されました。
八食センターという、市場でも、
多くのお客さんは地元の人たち。
そのにぎわいを、観光客も楽しんでいるようです。
地元の人たちが自分たちで楽しんで、
その輪の中に、観光客も自然に入って楽しむという観光の形は、
高浜町にとっても、とても参考になるのではないかと思いました。
最後に、この旅で、僕の心に残った2つの言葉を紹介します。
「仕事をしているかぎりは、大丈夫ですから」
せんべいやのザイケさんの奥様が、別れ際におっしゃった言葉。
津波を受けてから、営業再開までの苦労話もうかがいました。
「せんべいは、割れてこそ、せんべいですから」
八戸せんべい汁研究所の田村暢英さんのお言葉。
おみやげのせんべいが割れないか心配している僕に。
八戸のみなさま、ほんとうにありがとうございました!
また、再会する日まで、僕もまちづくり、がんばります。
並河 進