和田路地祭

カテゴリー: トピックス

9月18日、和田路地祭に取材に来ました。

久しぶりの高浜町。
でも、いろんな方が暖かく迎えてくれて、
ふるさとに帰ってきたみたいな気分でした。

今回の目的は、
雑誌のソトコト(エコ系の雑誌のオピニオンです)の取材でした。

実は、和田路地祭のメインイベントとして開かれる、
「隣人祭り」を、日本に最初に持ち込んだのも、雑誌のソトコト。

元々は、フランスで、地域のコミュニティの絆をもういちどつなぐために、
街角に食卓を出して、地域のみんなでいっしょに食事をとる、というのが
隣人祭りのはじまりだったらしいです。

高浜版、隣人祭りは、どんな雰囲気なのか?!

今年は、昨年よりも、規模が拡大したようで、
昼間から、和田の路地のあちこちでいろんなイベントが開かれています。

ギャラリーがあったり、出店になっていたり。

ポイントは、どこも、民家を舞台にしている、というところ。

なかには、本格的なリノベーションをしている民家もあれば、
そのまんま、居間の一角をギャラリーにしちゃっているところも。
(そのゆるさも、またいい感じ)

夕方18時ぐらいになると、そろそろ、夜のメインイベント、
隣人祭り「長街宴」の準備がはじまります。

60mに及ぶ長い長いテーブルが、小道に設置され、
あちらこちらから、食べ物を手に、町の人たちがぶらりと現れます。

お惣菜や、高浜名物のちらしずし、おかし、野菜、食べ物がぞくぞくと!

高浜町の夏の祭り、漁火想でも使ったキャンドルに火が灯り、
いよいよ、隣人祭り「長街宴」のはじまりです。

同じ食卓を囲むって、やっぱり、いい!

子どもがお箸を持ってきてくれたり、
僕が炊いた土鍋ご飯をみんなでよそって食べたり・・・。

ひとつの食卓を囲むことで、気張らずに、いっしょにいられる。

おいしいものが食べられるとなれば、
みんな参加したくなりますもんね。

高浜町は不思議な町で、
いつのまにか、こんなに懐かして新しい、
これからのまちづくりの試みが進んでいたりする。

和田路地祭の様子は、
11月頭発売のソトコトに載る予定です。

お楽しみにー!

並河 進

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