多比鮓 ふたたび…

カテゴリー: 名物つくりましょう

6/28月曜、
若狭たかはま鮨ブランド協議会の皆さんと
多比鮓(鯛のなれすし)を目指し、試作品づくりの漬込みをしてきました。

「たかはま鮨」も「多比鮓」もなんのことか、よくわかんない、という方は、
上記をクリックしてみて下さい。詳しく載ってますよ。

もし多比鮓の商品化ができれば、
どこにもない!高浜町の特産品になります。

前回、味見をしましたが、とても美味しく、
高級珍味になりそうな予感がしました。

しかも1300年前木簡のお墨付きですから、
再現しないともったいない。
この日は、その第一歩です。

1300年前の味の再現!を手伝って下さるのは
頼りになる食の助っ人!
グロッシーの大久保郁織さんとテーブルオーシャンの松村佳子さんです。

松村さん、炊きあがったご飯に麹を混ぜてはります。
続いて、塩、唐辛子なども入れていきます。

この日は、事前に塩で締めといた天然と養殖の鯛を用意しました。
天然ものと養殖ものは見た目から全然違いますけど、
味はどのくらい異なるのか、実験するために別々に樽に漬け込みます。
参加された皆さん、楽しそうでしたよ。

こんなんで美味しくなるのか?
それがなりますねん。

先ほどつくった麹に鯛を漬込み、
それを抗菌作用のある笹で丁寧に包みます。

これから暑くなるので、今回は冷蔵庫に保管し、様子を見ることにしました。
今回データが取れ、色々とやり方がわかれば、次はさらに商品化に繋がるはず。
その時はポリではなくて、雰囲気も一流に木樽を用意してみたいです。

これからは途中、様子を見つつも、じっと我慢。。。数ヶ月先に期待しましょう。

さて漬込み自体は、サクっと終わり、後半からは
大久保さんと松村さんからのご提案で、お酢の講習会を実施ししました。
美味しい「たかはま鮨」をもっと美味しくしていくための勉強会です。

具材と調理法にどんなお酢をどう合わせていくのか?
わかっているようで、よくわかっていない、目から鱗の勉強会の始まり。

・・・その様子は大久保さんがレポートしてくれはるので、お楽しみに!

道田 淳

Back to top