ふぐてぬぐい

カテゴリー: 名物つくりましょう

お待たせしました、ふぐてぬぐいの登場です。

きっかけは若狭高浜観光協会さんからの依頼で、
高浜町にある30軒ほどの料理屋さんや旅館さんの組合
若狭高浜ふぐ・かに料理組合さんが新規製作されるグッズに関する相談でした。

よくある箸置き、巾着、、安い小物を大量につくれば、
食事に来られたお客様には無料で差し上げられますが、
高浜町特産・ふぐの味にふさわしいか、というと疑問です。

違うことをしたい。
いいものをつくってみたい。
その気持ちを直接お聞きして、予算の範囲で取組み始めたのが手拭いでした。

世の中に、ふぐを図案にした手拭いはあれど、
河豚(ふぐ)と料理をいっしょにしているのは見たこと無い。
それに、できるなら高浜町の風景も盛り込みたい。
そんな大いなる野望?で、最初の打ち合せの時に描いたデザイン案です。

デザイン案をもとに、打ち合せを何度かし、仕上がったのがこちら!

上下をいさぎよく白黒(陸と海)で分けて、
下には海で泳いでいる河豚、上には自慢の料理、薬味に色付けてポイントにし、
高浜町が誇る青葉山のシルエットをこっそり入れました。

手拭いを染めるのは工場ですが、
絵をおこし、型紙を製作するのは
ネスレ香味焙煎のときも一緒にやった小倉充子さん!です。
今回もそうやけど、複雑な要求をまとめあげる図案は秀逸すぎる。
打ち合せしても、レスポンスが早いので、ちゃっちゃっと進みます。

ご自身を紹介したくて、手拭いと一緒の写真を撮るまで待ってました。
河豚が可愛くなるように(笑)、、微妙な修正を何度も、、ホンマにご苦労さまでした。
ふぐ・かに料理組合の皆さま、観光協会の吉岡さん、ありがとうございました。
少しでも盛り上がって来るといいのですが、できるだけお手伝いをしたいと思います。
ふぐが解禁になる11月が楽しみです。

初回に染め上がった手拭い120本は、
私がAD達に配ったり、ふぐ・かに料理組合さんに額装納品したりしましたが、
いくらかは、若狭高浜観光協会さんで売りに出されると思います。

すぐに無くならないとは思いますが、
無くなっても、私の方で120本追加発注しています。
どうしても欲しい!方は、こっそりお声かけ下さい。

さて、
秋の高浜歌舞伎でも特別手拭いを製作します。
昨日の打ち合せでは、わいわい言いながら、またもええ図案が浮かびました。
またも自画自賛(笑)で申し訳ないですが、どうぞ次もお楽しみに。

道田 淳

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