漁業の未来

カテゴリー: まちづくり

朝夕は少し涼しくなりましたが、依然暑い!
高浜なんかは、いまだに猛暑日マークが着きまくってますね。
みちだの半パン期間、6月上旬からスタートだったので、
今年は3ヶ月以上、続くことになりそうです。
上からも下からも風が入って来て涼しいですけど、
ちゃんと春夏秋冬をそれぞれを楽しみたい。

8/19夜。
朝から夕方まで会議や打ち合せをこなし、夜は江上鮮魚店さんへ。
こちらは表向きは魚屋さんですが、二階に上がると広い座敷が多くあり、
大宴会が楽しめるようになってます。

ここの宴会メニューは豊富豊富。
魚はもちろん和洋を問わず料理は並び、必ずお腹いっぱい満足腹です。
また、こちらでは「たかはま鮨」の取組みの一つとして、店内の大型冷蔵庫で
試作中の日本最古の『多比鮓(鯛のすし)』を預かって頂いています。

この夜は漁業組合、魚商組合さんたちとの会合です。

8/3に
高浜町の漁業関係者の方々と初めてお話しをさせてもらいました。
その中身は、今進めようとしている町づくりの説明から始まり、
賑わいゾーンと位置づけている明鏡洞のある城山公園だけではなく、
目と鼻の先に隣接している漁港エリアも一体となって考えていきたい!
それに対する理解と恊働のお願いです。

最初はかなり緊迫した(笑)会合も、最後は笑顔も交えながら、
定期的に会合をやろう! でも会議は苦手だ、じゃ飲み会で、となり、
この夜、第2回目の8/19に繋がりました。

ですから、
前半の15分ほどは、前回のまとめとして、
「城山公園を中心としたこのエリア一帯は、南にはくらし(事代地区)があり、西に海水浴、北に明鏡洞、そして東には漁港があります。賑わいゾーンの再生ためには、このエリア一帯でどうしたらよくなるか?を考えないとだめですし、町民にも観光客にも、魚がもっと気軽に食べられるようになるためにも、エリア一体となった計画を考えたい。具体的には、、、」
と、やはり最初はし〜んとした場(笑)から始まりました。

でも、乾杯したら、あとは魚を取り巻く未来について、わいわい言いあいます。

全員で22名ほどの宴会は、飲み放題で特別価格の5000円。

天然ひらめの舟盛り!
デカイ、ちまちましてない盛りつけがいい。
揚げ物、炭水化物、、色々並んでましたが、ひらめをロックオンし続けました。
さすがに漁師さんだけに、最初に「これ天然かい養殖かい」と魚をチェック。

みなさんと話をしてると、
漁獲量の減少、後継者不足、低い魚価、魚離れが続く市場、、、
高浜だけに限ったことではないですが、日本全国漁業関係者さんは大変です。

産直で売るにしても、
その日に何が上がるかわからない、
競市で値段の予想のつかない魚を仕入れ、
数日前からチラシをうつ準備をする大変さもよくわかりました。

たいへんなことはいっぱいある。

それでも、
漁港で魚を食べられる場所、売る場所、見る場所(競市見学)、漁体験など、
独自の取組みを模索していきましょうと気持ちを一つにしました。

漁業組合の事務所にのぼってみます。
ここから望む、青葉山を中心に左右にひろがる風景はすばらしい。
しかし漁業が存続し、活気づいていかないと守れない風景です。

これからすすめる町づくりは、
保証された未来ではありませんが、立場の違う物同士が集まり、
チャレンジすることにより、好転させられるはずです。

漁業関係の皆さん、
翌朝3時半出航やのに、22時ちかくまでありがとうございました。
また飲みましょう!

道田 淳

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