長月の始まり

カテゴリー: まちづくり

9月に入ってからの1週間は賑やかでした。

まず電通36Fで、田中さん、花田さんと新しいパンフの打ち合せ。
その後、ビル内を移動中に、スカイツリー(赤白じゃなく、奥のですよ)を発見。
初めて見ました。
もう少しで雲に届きそうな感じですが、ここからだとデカさがわかりませんね。

夜は、発酵食堂「豆種菌(まめたんきん)」へ。
看板が無いお店を多く手がけ、
繁盛させている有限会社イイコの横山さん(右から2人目)を囲み、
電通、農水省、有機野菜を手がける会社、ライター、の皆さんで暑気払い。

美味しい食事、お酒も頂きながらですが、、、仕事です。
日本の誇る発酵食(日本酒、味噌、醤油、酢、、)を盛り上げていくプロジェクトです。
このプロジェクトに関わっていくことで、同じ発酵食である高浜町の「へしこ」や、
たかはま鮨ブランドで取組んでいる「多比鮓(鯛のなれずし)」にいい情報を取り込み、
役立てたい!と思いながら、お腹いっぱい酔っぱらいになってしまいました。
ほんと発酵は奥が深過ぎます。
美味かったです、興味のある方ご一緒しましょう。

といってる間に、高浜町。

9/6月曜は、
たかはま鮨ブランドの皆さん、大久保さん、松村さんと
11/13の松竹大歌舞伎高浜町公演に出す幕間弁当の打ち合せ。
今月末あたりに試食会など考えていますので、また報告します。

その後、
場所を移動して、漬込んで2ヶ月目の多比鮓(鯛のなれずし)を観察。
皆さん、発酵がどう鯛を美味しくするのか?
1300年前の味の復元に興味津々。

大きさがえらい違いますが、左が養殖物で右が天然物です。
奥のコップを見てみて下さい、まだ鯛から水分が出続けています。

観察だけで済むわけがなく、当然試食。

昆締めや、西京味噌づけの魚に近い、臭みも無く、まったりとした味で旨い!

ついでに、松村さんが軽く焼いてくれはりましたが、これまた旨い!
焼いた方が、熟成した味に香ばしさが加わり食べ易くなってます。
でも、まだ浅漬けで、もう少し発酵期間が必要そうです。

商品化のことを考えると鯛ではコストが合わないかもしれませんが、
身のしっかりした魚なら、きっと美味しくなるはずです。
現状の漬込み分は年内には無くなると思うので、
次回は冬の高浜港で上がる魚を吟味し、漬込みたいと思います。

高浜町のあとは、京都に入り、打ち合せのために三木竹材店を訪れました。

見事、立派やないっすか。
前回、内浦地区の鎌倉で伐採した孟宗竹
火あぶりされて白竹へとかわり、大事そうに日陰干しされてました。
これで高浜産の竹が高級竹材へと変わりました。

3年ほど寝かせるとのことですから、その間に利用方法など考え、
起きてきた頃には、ふさわしい役割を与えてやりたいと思います。
これまでのイベント時のベンチなどに使う、あるいは高級竹材「白竹」への加工、
今後は第三、第四の使い方を検討してますので、そのうちお知らせします。

最後は、
高浜町がらみの打ち合せした場所から撮影した
東京の夜の顔、東京タワー。
スカイツリーは完成した際には、どんな夜の顔を見せてくれるのか、楽しみです。

高浜町でも観光シーズンには、明鏡洞をライトアップしてもいいですね。
美しい浜辺のライトアップ計画、少し考えてみます。

道田 淳

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