最終日の1/22金曜、今年初となる「浜ひろい」です。
去年から数えること6回目の参加ですが、
こんなに真っ暗で、寒く、しかも小雨まで降る天気は初めてでした。
朝6:15に宿に迎えに来てもらい、実施場所の西三松海岸に着くと一番乗り。
誰も来ないんとちがうか?という不安は、
次から次へとやって来る車のヘッドライトで打ち明けされましたが、
暗過ぎて誰が来たのかもわかりません(笑)。
総勢20人ほどが、皆さん何も言わずに黙々と清掃作業が始まります。
しばらくの間はあまりに暗いので、何かが、そこにあるのはわかっても、
それが何なのかがわからず、手探りでの作業が続きます。
声を掛け合わなくても、各々が分散し、明けて来ると、それとなく集合です。
皆さん、これでもかと、ゴミ袋一杯に詰め込んではります。
たしかに、他の人より少なかったりすると、申し訳ない気分になります。
私は上の写真でいうと、奥の方を廻っていました。
その辺りでは、葦(あし)や海草類が多く、
他の浜で見ていたよりは、プラスチックや缶類が少なかったのですが、、、
千坂さん、中嶋さん、金森さん、激寒の中、ご苦労さまでした!
(金森さん、いつも私のゴミまで持って帰って下さり、ありがとうございます。)
3人さんが廻られた辺りは、上の写真のように、
人為的な捨てられたゴミが圧倒的に多かったのです。
その日の福井新聞・朝刊に載っていたのですが、ご覧になられましたか?
右上の記事には、ハングル表記のポリ容器が漂着とあり、
左の記事には、ハングル表記のポリ容器がよく漂着する、、動物が誤飲し被害がでる、、
そして、最後には海岸を汚しているゴミの大半は内陸性だった、とあります。
浜ひろいを初めた頃(昨年)、
よく「ゴミはほとんど韓国から来ている」と聞きました。
聞けば新聞には外国からゴミが漂着したという記事がよく載るそうです。
そういった記事を見慣れていれは、そういうイメージもつくやもしれません。
実際に、昨夏の和田浜ではハングル表記のゴミをよく見かけました。
しかし、今朝、西三松海岸で三袋分のゴミの山は、
新聞にあるように内陸性、つまり浜辺で過ごした誰かが、そこに捨てたものでした。
サーファーが捨てたのか、観光客か、流れ着いたのか、、それはわかりません。
しかし、その大部分が浜辺で捨てられたものと考えて良さそうです。
皆さんが昔からやっておられる清掃活動を、
外部の私たちも大切だと考え、「浜ひろい」と名をつけ、協力を呼びかけています。
しかし、名前がどうであれ、
浜を掃除するということは、単なる美化運動ではなく、
『美しい浜(景観)は、高浜町の財産』という気持ちを共有するための
共同作業であり、未来に繋がる活動です。
記事にもあるように、「内なる現実を重く受け止め」とすれば、
浜に漂流物がたどり着くのは、どうしょうも無いですが、
せめて財産である浜辺でゴミが捨てられることがないように、
知恵を絞り、共同で手を打つことが必要であるように思います。
月に2度しか来ませんが、来た時は浜ひろいをしながら、考え続けます。
早朝から、お集まりくださった皆さん、ありがとうございました!!
〜 ここからは、食べログ 〜
9:30からお昼まで、役場で打ち合せ。
浜ひろいの後は、めっちゃお腹が空きます。
若狭高浜駅を13:55発に乗るまでに、廻りたいところが2つ。
お腹が減っていたので、「のぶ幸」ガッツリ、今日は軽めに、かつカレーうどんです。
最近は東京では、とんかつを食べずに、高浜で食べてる感じです。
高浜は、どこも品数が多く、ボリュームがあって美味しいですが、ここは格別です。
そして、お土産を買いに、贔屓にしている馴染みの店?へ。
いつも三角パンは5個ずつ買っていましたが、
よく見るとオーブンに入れる前のバットには6個あります。
三角パンは6個で兄弟ひとくくりなんですね。
ですが、この日はなぜか5個入りを2袋(笑)。
そのうち1袋を、その日の夕方、京都に入り、柊家旅館に持参しました。
最初は、一目見て、びっくりしてはりましたけど、
次の日に仕事で伺ったら、1個しか残ってませんでした!
感想も、端が好きだの、中身がいいだの、とても好評でした。
うれしいじゃないですか、やはり美味いもんは、人を幸せにします。
おじさん、いつもありがとうございます!
おばさん、花饅頭ご馳走さまでした!
(俺はニッキ味が好きです)
道田 淳