高浜「御迎花」事変 その1
今日からストーブを出す家庭が多いそうですが、
すっかり油断してました。めちゃくちゃ寒いじゃないですか。。。
さて、みなさま、お久しぶりです。
人一倍、寒気をうける面積の大きい、宮下です。
こんな風に寒くなる前の三日間、
先週の金曜日から日曜日にかけては道田さんと同じく、
高浜町に滞在しておりました!
子供歌舞伎の伝統が受け継がれる高浜町で、
はじめて歌舞伎の公演が開催されるのにあわせての滞在です。
今回、道田さんから受けたミッションは、
撮影、、、です!
いつも、宮下が国内で開催しているイベントで装花を手がけてくれている、
plantica の面々と一緒に 高浜入りしての三日間。
非常に楽しく、また濃厚な時間となりました。
体重も2kg増加しました。
実に、妻子の合計体重の倍以上です。
さぁ、本題です!
13日開催の歌舞伎公演に合わせて、
会場となる 高浜町文化会館では、12日から準備がはじまりました。
二階のホールへと続く階段を上った先の踊り場に、
今回、plantica の御迎花が飾られるわけです。
当の本人達は、
道田さんをはじめ、三木竹さん、金森さんらと、
のぶ幸にてがっつりとカツをほおばっている頃ですが。。。
ひっそりとした会場では仲野さんが、
3人の到着をまだまだかと待ちわびているようです。
そして、いよいよ plantica 到着。
人でもさらうかのような花材の運びっぷり!!
まさに、高浜にふってわいた、御迎花事変です☆
今回は、高浜町の「松」と「竹」を使うわけですが、
それだけではさすがに彩りも足りないので、
はるばる京都の市場から 花材をたっぷり仕入れての到着です。
仲野さんともひさしぶりの再会を果たしまして、
一通り花材を運び込んだところで「松」との出会いを求めていざ海岸へ。
高浜町もすっかり秋?の匂い。
青葉ゆらぐ景色とずいぶん変わりました。
めぼしい松を探して、海岸線を行ったり来たり。
いわゆる寺社や日本庭園でみるような松とは違い、
防風林の役をまっとうしてきた癖のある松ばかり。
そんな中でもめぼしい松を発見し、
ばっさりと切断!!
許可を得ていても、これもやはり事変ですね!!
使えそうな風格のある松を、二本ばかし伐採しまして、
いざ撤収です。
いい大人がそろって、
なんだか、青葉山を向こうに STAND BY ME のような景色です。 (笑)
ちなみに27号線は、
歩道が薄いので広がって歩いてはいけません。
ムービーにスチールと、
車道にはみ出しながらの撮影をしていたわたくしめは、
幾度も危険な目に遭いました。
東京からはるばるやってきた、planticaの愛車。
松ヤニにべたつく手をごしごししながら苦笑い!?です。
会場に戻って来てまずは、先ほどの松の剪定です。
これが本当に一苦労。
バキバキと音を立てて折れることもしばしば 。
何とかカタチを整えた後は、
大きなブルーシートに来るんで会場まで運ぶことになりました。
これがまた重い!!
4人掛かりでの大仕事です。
そんな大変そうな面々をよそに、
中庭に咲く小さな花に見とれてしまったり。。。
いよいよ、生け込みがはじまりますが、
なんと、今日はここまで!明日も乞うご期待 ☆